1月31日の記事
―犬猫が患いやすい病気について教えてください
松葉―実は犬猫の病気で一番多いのは「歯周病」です。食べカスを放置することにより細菌が増殖し、歯や歯肉、歯を支えている骨に炎症が及ぶ病気です。3歳以上の犬、猫では80%以上の割合で歯周病が生じていると報告されています。
―歯周病を放置すると、どのような危険を招く可能性がありますか
松葉―歯周病は口腔内の病気にとどまらず、細菌性心内膜炎や腎臓疾患、肝臓疾患など、体全体に関わる病気の原因となることもあります。「口の中の病気ならすぐに治るのでは」と甘く見てしまうと、思わぬ大病につながることがあり、侮れない病気です。
―歯周病を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか
松葉―人間と同じく、定期的な歯石の除去が必要です。施術では麻酔をかけることもありますので、当院では血液やレントゲン、心電図など、必要な全身検査を行った上での歯石除去をお勧めしています。(
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―歯石除去を希望する場合、どのような手続きをとればいいのでしょうか
松葉―まず電話でご予約下さい。口腔内の検査を行い、施術に移ります。施術自体は30分から60分程度です。
―アルフペットクリニックについて教えてください
松葉―ウサギ、フェレット等のげっ歯類、鳥類、イグアナ、カメ等の診察・治療を行います。ペットに関して気になる事がありましたら、気軽にご相談ください。年始は5日から診療します。(
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