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2017年11月28日

鹿児島で入れ歯磨き専用器開発 「入れ歯磨くこと習慣に」

鹿児島市で歯科技工所などを運営するアジャスト(鹿児島市上荒田町)が入れ歯磨き専用ブラシ「デンチャーブラシ」を開発、特許を取得し話題となっている。



同製品は、入れ歯を押し当て、水で流しながら回すだけで長さの違うブラシが歯や隙間をこすり、入れ歯に付着した汚れの70%以上が落ちるというもの。容器の底にはサーフボードに使われるすべり止めがついており、片手が不自由な方でも使えるようになっている。指を動かすため、認知症の予防にもなるという。歯科技工士でもある同社社長の福留博文さんが9年前から開発を始め、昨年5月に特許を取得。今年9月に販売を開始した。

 福留さんは、介護施設を訪問した際に手の不自由な人が食後の歯みがきの時間に、入れ歯をテーブルに置き、ブラシでつついている様子を見てショックを受けたといい、「手が不自由でも簡単に楽しくきちんと磨ける道具があれば」と思い開発を始めたという(マイクロモーター)。

 「食事の後、入れ歯を磨くということを習慣にしてほしい。磨かないのは歯みがきをしないのと同じ」と福留さん。ほとんどの入れ歯はレジン(樹脂)でできているが、肉眼では見えない穴が無数に空いたスポンジのような状態で、食事の際の食べ物の残りなどを吸収してしまうという。洗浄が不十分だと菌の温床となるため、口臭や入れ歯の劣化につながる。近年では誤嚥性肺炎の原因の一つとも言われている。

 福留さんは「歯科医師が作曲、歯科技工士が作詞、歯科衛生士が振り付けをした歌と動画も制作した」と言い、「介護施設などで活用してもらい、看護師や介護士の負担軽減にもつながれば」と話す。「今後は製品のカラーバリエーションなどを増やし、手持ち型、電動式、専用の磨き剤なども開発していきたい」とも(歯科用サクション)。   


Posted by しんちゃん at 12:40 Comments( 0 )