2018年07月01日
インプラント治療の流れ

1.術前検査
歯周病検査、レントゲン検査、歯科用CT検査や最終的な被せ物の想定などインプラント治療部位の検査や全体的な検査
2.インプラント一次手術
歯を失った骨の部位にインプラント体を埋入します。埋入後再度歯肉を縫合し、外からの細菌の侵入を防いだ状態で、インプラント体と骨の結合を待ちます。
3.インプラント二次手術
一時手術後に再度歯肉を切開し、インプラント体と土台の形のような歯肉の形を最初に整える器具を装着します。
部位や状態によっては一次手術後すぐに器具を装着し、二次手術を行わない場合があります。
4.型を取りインプラント上部の仮歯を作製し、最終的な歯肉の形態を整えたり、実際の歯の形でかみ合わせや見た目などをチェックする。
5.最終的な上部構造をセット
6.定期的なメンテナンス
インプラント治療と歯周病
インプラント体は歯を失った部位の骨によって支えられています。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯を支える骨が溶ける歯周病のようにインプラントを支える骨が溶ける可能性があります。またその溶けるスピードはご自身の歯の時より早く溶ける可能性が高いです。よって、現状のお口の中において歯周病が進行している状態でのインプラント治療はインプラントを早く失う大きなリスクとなります(レントゲン照射器)。
また、今は歯周病が安定していても重度の歯周病の既往がある場合は、重度の歯周病の既往がある人の方がない人よりインプラントを失うリスクが高いという研究結果もありますので、十分慎重なメンテナンスが必要と考えられます(歯科用デジタルセンサー)。
Posted by しんちゃん at 15:26│Comments(0)