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2015年08月21日

プラークができるまで

口の中は大変不潔です。舌、粘膜、唾液、歯と歯ぐきの間の溝の中、扁桃腺などあらゆるところに約300種、数千億個の細菌が住んでいます。これらの菌は、どんなことをしてもゼロにすることは決してできません。

そして、歯はお口の中にありますから、その表面はいつも唾液で濡れています。乾くことはほとんどありません。また、唾液は水のようにサラサラしたものではなく、ネバネバしたものです。

この唾液を接着剤にして、口のなかに住んでいる細菌が歯の表面にくっつきます。

次にこの菌たちは、糖分をエネルギー源にして数を増やしていきます。(歯科ハンドピース)

エネルギー源になるのは糖分だけです。糖分を含んでいないお肉や野菜が歯の間にはさまっていても、この食べかすが直接虫歯の原因となることはありません。ここで、糖分といってもケーキやチョコレートだけではありません。

ガム、アメなどは長時間口のなかにあります。言い換えれば歯を砂糖水につけているようなものです。

つまり、虫歯ができるの為には、宿主(生き物)、砂糖、細菌の3つが必要になります。このうちのどれか一つが欠けていれば虫歯はできないのです。
左の図のようにこの3つの円が重なったところが虫歯になります。(エアースケーラー)   


Posted by しんちゃん at 17:28 Comments( 0 )